至誠学園

至誠学園(至誠大樹の家)

至誠学園は、地域の方々と協働しつつ、時代とともに変化してきた児童養護施設です。

昭和26年に開設された児童養護施設である至誠学園は、戦後の孤児院からスタートし、社会的養護の時流の中で養育の形も時代と共に変化させてまいりました。現在はより家庭的な養育を目指しできるだけ小集団にすべく9つのホームに分かれ生活を送っています。また地域と共に育つ施設として、地域児童福祉の拠点としての使命を持って地域児童や子育て世代の方々に向けた様々な催しの実施や、地域事業や行事への協力等も行っています。また地域の皆様からも児童養護施設についての理解と様々な形でのご支援を頂いております。

取り組み

1. 安心・安全な生活環境の提供
子どもたちが日々の生活の中で心から安心でき、守られていると感じられる環境づくりを最優先に考えます。本体施設では4つのホームに分かれ、5つのグループホームは立川市、日野市、国分寺市内に分かれて子どもたちは生活をしています。身体的・心理的な安全が保障された空間の中で、信頼できる大人に囲まれながら過ごすことが、子どもたちの心の安定や健やかな発達につながります。また、衛生や防災の観点からの安全対策も徹底し、至誠学園は子どもたちにとって「ここにいて大丈夫」と思える安心できる場所です。

2. 子どもの自己肯定感の育成を地域の皆様と共に
子ども一人ひとりが持つ力や良さを見つけ出し、「あなたは大切な存在だ」と伝え続けることで、自分に対する前向きな気持ち(自己肯定感)を育てることを大切にしています。小さな成功体験の積み重ねや、努力が認められる体験を通じて、「自分にもできる」「ここにいていい」と思えるような支援を行います。この気持ちは将来に向けた大きな力となります。施設での生活だけれではなく、地域の皆様からも大きな力をいただいています。本体施設がある地域を中心に、自治会や各学校でのPTA活動など地域活動へ参加をしたり、園独自の地域交流行事や活動としてガーデンパーティーや至誠サイエンスクラブ、ボーイスカウト・ガールスカウト活動など地域の方々と一緒に活動も実施しております。また、立川市、日野市より委託を受け、子どもショートステイ事業を実施しています。その他至誠こどもセンターでは地域の子育て世代に向けた事業を行っております。今後も地域に根ざした、ニーズに的確に応える児童福祉の推進を実践して参ります。

3. 生活の基本を大切に
規則正しい生活リズムや、食事・睡眠・清潔などの基本的な生活習慣は、健全な成長と社会生活の土台です。特に食事は各ユニットで作ることを小規模化以来、大切にしています。日々の生活の中で、年齢や発達段階に応じた丁寧な支援を行い、子ども自身が習慣を身につけていけるように導きます。自分のことを自分でできるようになる経験を積み重ねることで、生活力や自信も育ちます。ケアワーカーを始め栄養士、看護師、家庭支援専門相談員、自立支援担当職員、心理職等の高い専門性も子どもたちの日々の生活の中に活かされています。

4. 人との信頼関係の構築
幼少期に安定した人間関係を築くことは、その後の対人関係の基礎になります。職員との日々の丁寧な関わりを通じて、子どもたちが「人は信じられる存在である」と感じられるような関係性を育てます。また、仲間とのかかわりも大切にし、他者を思いやる気持ちや共感する力も育めるよう支援します。

5. 社会的自立に向けた力の育成
将来、子どもたちが社会の中で自立して生きていけるよう、生活面・学習面・対人関係など多方面から支援を行います。進学や就職に向けた学習と生活のサポートはもちろん、金銭管理、家事、地域とのつながりといった実生活に必要な力も育成します。一人暮らしの練習や、家族と再び生活する準備など、一人ひとりの希望やペースを尊重しながら、自立の準備を丁寧に進めていきます。

施設の概要

種別

児童養護施設

児童定員

合計 62名
・本園4ホーム合計32名(かわせみホーム、よしきりホーム、めじろホーム、ひばりホーム)
・並木の家6名(小規模グループケア地域型)
・日野弐番館 6名(地域小規模型児童養護施設)
・日野キッズ 6名(地域小規模型児童養護施設)
・錦ユース6名(地域小規模型児童養護施設)
・万願寺6名(地域小規模型児童養護施設)

認可年月日・番号

昭和26年12月20日(指令第75号)

施設長

山田 俊一

住所

190-0022 東京都立川市錦町6-26-15

電話

042-524-2608

FAX

042-524-2349

併設事業

立川市ショートステイ事業、日野市ショートステイ事業